sleepwalking@田川ミメイ

モノカキ田川ミメイのムック本「ミ・メディア」の元となった03~05年までのWeblogMook。なんでもありの夢ウツツ・データベース。

今日のできごと

近況

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過去記事置き場として放置しながらも、
時々デザインだけ変更してみたりする、
ここはちとオカシナ場所でありますが。
が、今もWEBのあちこちで色々と書き続けておりますので、
ふらっと遊びにきていただければ幸いです。
更新情報などは、↓こちらにて。

officialWebsite mi:media
http://www.mimei.info/

が、最近ではTwitterで呟くことのほうが多いような。
なので、こちらもどうぞよろしくです。

http://twitter.com/TagMimei

というわけで、WEBのどこかで又お目にかかれますように。

キモチも新たに

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2006年が佳きことばかりの一年でありますように。


                
                   田川未明



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昨年の12月24日、ようやく公式WEBが新装開店いたしました。
それに伴い、今まであちこちのブログにあった記事のほとんどを、
ここに移しました。
つまりここは、「保管庫」のようなもの。
ブログを始めてからの全記録でもあり、
あたしにとっては大切な場所でもあります。
が、「保管庫」という性質上、この先ここを更新することはあまりないと思うので、
もし訪ねていただけるのなら、ぜひ公式WEBのほうへ。
現在稼働しているブログへも、
公式WEBのTOPから跳べるようになっています。
どうぞお気軽に遊びきてくださいね。

というわけで。
今年はキモチもあらたに、一歩一歩進んでいきたいと思っています。
どうぞよろしくー。

田川ミメイOfficialWeb「mi:media」
http://mimei.info/
 
 
 

ワクチン騒動記

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そろそろ街もクリスマスに彩られ、日暮れに吹く風もひんやりと。
そんな昨日の夕方、予防接種を受けに行った。
インフルエンザのワクチン。

数年前、何十年かぶり(?)にインフルエンザにかかった。
40度以上の熱が続き、
さすがにこれはまずいとクリニックで点滴を受け、
あとはただひたすら眠り続けていた。
眠っては汗をかいて目覚め、パジャマを着替えてはまた眠り。
(その間、ミメオは洗濯乾燥機をフル稼働させていたらしい)
そんな眠りの途中で、ふと目覚めたあたしは、
ぼんやりとベッドの横にある時計を見た。
その瞬間、思ったのだ。
「これ、何だっけ」と。
なんと、それが「時計」だということが分からなかったのである。
それでもすぐに、ああ時計だ、と認識できたものの、
今度は「時間」が分からない。
寝過ぎて朝なのか夜なのか分からないとか、そういうことではなくて、
ただ単純に長針と短針が示しているものが何なのか、
それが何を意味しているのか、
そのことが分からなかったのだ。

もちろん、それは時間にしたら数秒のことだったのだろう。
すぐにその混乱は治まったのだけれども、
(じゃなきゃ今こんなふうにしていられない)
でも、その時はほんとうに怖かった。
子どもの頃は病弱だったから、「熱」には強いと自負していたのに、
やっぱりインフルエンザの熱は生半可なものじゃない。
あらためてそう思ったのだった。

で、それからは毎年ワクチンを受けるようにしている。
備えあれば憂いなし。
今年も予約をしてミメオとふたり、いつものクリニックに行ったのだ、が。
このセンセイが、また変なヒトなんである。
見た目はお調子者の渡辺謙という感じなのだけど(どんなだ)、
どこか拗ねた子どものようでもあり、
それでいて明るい体育系、という感じでもある(いったい、どんなんだ)
どうやら、ほんとは恥ずかしがり屋なんだけどそれを隠したいがために、
わざと「どうでもいいよ」みたいな態度を取る、らしいのだ。

甲状腺の定期検診のときなども、
「次回、血液検査をやるから○月○日に来てください」
と言っておきながら、その日時にいくと、
「ああ、ミメイさん、どうしました?」
「え、あの、血液検査を」(あんたが来いって言ったんだろうが)
「ああ、そうね、じゃやりましょうかね。ちょっとだけ」
ちょっとだけ、って……。
でも決して嫌味な感じではない。
むしろオカシイ。
つい「変なやつ」と笑い出したくなるようなオカシサなのだ。

万事がそんな調子だから、この日予防接種に行く道すがら、
ミメオとあたしは、今日もあの先生なんかやらかしてくれるのでは、
と言って笑っていた。
そう、予想はしていたのだけど。

診察室に入るやいなや、
「ああ、ミメイさん。それじゃやりましょうかね、ちょっとだけ」
そして差しだした腕をコットンで消毒しつつ、先生は眉をひそめて言った。
「知ってます?」
「は?」
「これは今日打っても、2週間は効かないんだよ」
「あ、ああ、はい」
「しかも」
と針を刺しながら、
「これを打ってもさぁ」
ここで急にコトバを切り、
「インフルエンザに、ね」
「……?」
そして、なぜか突然低い声でゆっくりと、
「か、か、る、ん、だ、よ」

先生! 患者を脅してどうすんですか!?
(と、実際あたしは思わずこう叫んでいた)
しかもその「効かない」注射を打ちながら、言うかな、ふつう。

「でもまぁ、もしかかっても症状は軽くなるっていうしさ」
と一応フォローする先生。しかし、さらに。
「でもね」
「はい?」
「風邪は、ひくんだよ」
あー、はいはい。わっかりました。

しかしどうも先生はしごくマジメにそう言うもんだから、
大笑いするわけにもいかず。
それからクリニックを出るまで必死に笑いを抑え続けていたおかげで、
あたしはもう腹筋が痛くなってしまったのだった。
いや、でも、悪い先生なんかじゃない。
今回はあんなふうに「脅され」たけれど、逆に深刻な話しのときには、
「なんてことないよ」という態度でいてくれるヒトなのだ。
こちらが「そんなテキトーでほんとにいいんかい」と、
笑ってツッコミたくなるような調子で。

実のところ、ほんとに腕がいいのか悪いのかはよく分からない。
でも、一緒に呑んだら面白そうなヒトだよな、
ということで、あたしとミメオは意見が一致したのでありました。

って、いいんか、それで。
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暮れなずむ街角で、カーネル・サンタさんも、
うほうほ笑っておりました。


移行中につき

公式WEBの新装開店、ちと遅れております。
今までのWEBカキモノを総決算(?)したりしているので。
WEB制作の方もデザインやらシステムやらあれこれ考えて下さっているようで、
こちらも難航中。

それにしても、テキストの量が自分で思っていたよりもずっと多くて、
いつの間にこんなに書いたんだろう、と思ったり。
で、現在稼働中のライブドアブログも、
新WEBオープン時に新装開店する予定なので、
今まであちらに書いていたものをこちらにせっせと移しています。
めぼしいもの(?)だけを。
ここはなにしろここが一番テキスト量が多いので、
これをすべてヨソへ移すのは至難の業。
なので、たぶんここはずっと残しておくつもり。
つまりは、カキモノ蔵のような感じでしょうか。
もし「あの時書いてあった占いは何だったっけー」などという時には、
ここに来て検索してみてくださいね。
もしかしたら残っているかも。
(消えちゃってたら、ごめんなさいー)

時々ここを訪れてくださっている方は、
突然日付の古い記事がアップされたりして、
その不穏な動き(?)に驚かれるかもしれませんが、
どうぞよろしくお願いしますー。

夕暮れの大道芸

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日曜の夕暮れ時。
人でごった返す新宿の街を早足で歩いていると、携帯が鳴る。
待ち合わせをしている友だちからだ。
「え? うん、オーケー」と言って電話を切ったミメオがあたしに言う。
「なんか、すぐ前で大道芸やってるから、そこにいるって」
「え? なに。大道芸に出てるの?」
「ちがうよ。見てるんだって」
あ、そうか。そりゃそうだよね。
相変わらずの大ボケを笑われながら、足を早める。

約束の場所のすぐ手前に人垣ができている。
あ、ここかな。
居並ぶ人々の顔をぐるりと見わたすが、友はいない。
なおも歩を進め、歩行者天国になっている新宿通りまで出てみると。
あちらにも、こちらにも。
いくつもの大きな人垣が。
なんと、大道芸だらけなのだ。

人の輪を見わたしつつ、友の携帯に電話をかけるが、繋がらない。
なにしろ、こっちで歓声があがったかと思うと、
すぐ後ろで大喝采がおこるのだ。
携帯の着信音なんて聞こえやしない。
しかたなく最初に待ち合わせしていた場所に向かおうとすると、
わらわらと人が移動する道の真ん中で、
やっぱりきょろきょろしながら突っ立っている友を発見。
あ、いた! 
大声をあげて指さすと、彼女が振り向いて、笑いながら手をあげた。
その手の先の暮れかかった空に、ゆらり消えていく紫の風船。
ひび割れた音楽と、さざ波のように流れてくる笑い声。
友に向かって歩きだしながら、
自分が今、どこか遠い異国の地にいるような気がした。
いつのまにか眠ってしまって、
その夢の中で探していた友にようやく逢えたような、
そんな気がしていた。

懐かしくて楽しくて、どこか切ない、秋の夕暮れ。


◆◇◆

その後、言うまでもなく人垣の輪に加わって、
大笑いし、歓声をあげ、大喝采をおくりました。
しかし、いつのまに、新宿のホコテンは大道芸天国になったんだ、
と驚いたのだけれど。
そういえば、石原都知事が大道芸を認める発言をしていたっけ、
と思いだし、なるほど、と思った。
今までは『公共の場でのパフォーマンス』が禁じられていたために、
大道芸と警察はひたすら「いたちごっこ」をしていたらしい。
それが、『ヘブンアーティスト』という資格制度ができたことで、
ようやく大道芸人は大手を振って活動できるようになったのだ。

『へブンアーティストとは、大道芸人やミュージシャンらに
 公共の場での活動を認める資格制度のこと』
石原慎太郎公式ウェブサイト内、「へブンアーティスト」より)
具体的に、それがどういうことかといえば。
『公開オーディションを行い、合格者には東京都からライセンスが
 発行され、都内の公園や都営地下鉄の駅構内といった公共空間での
 活動が可能になる。大道芸につき物の、投げ銭も勿論OKだ。』

面白いと思ったのは、このサイトに、
『石原は本来、表現活動をするものに対してお上が保護をすることなど
 好まない』と書かれていたこと。
石原氏自身、半世紀に渡り作家活動をしているが、
それはすべて自分の力で業績をあげてきたことであって、
「作家活動」にお上の保護があったわけではない、と。
だが。
作家や画家は自らの表現を問う場所が『既に存在している』が、
『こと大道芸に関しては、他ならぬ行政が認めない限り、
 全ての活動が違法行為となってしまう』
だからこその支援策、ということらしい。
確かに表現者にとって、表現の場がないというのは何よりも辛い。
評価を問うにも、その場所がなければ始まらない。

さて、この夕暮れに見た大道芸。
あたし達が見ていたのは、
一輪車に乗りながら松明やナイフをお手玉みたいに投げるというもの。
やっぱりヒトというのは「火」に惹かれるイキモノらしく、
この大道芸人さんの周りには大きな大きな輪ができていました。
しかも、こういうものは本当に真剣勝負で、
まさに「カラダをはった」芸。
大道芸というと、どこかのどかでうららかなイメージがあるけれど、
演じる者にとっては、一回一回が「真剣勝負」だ。
少しでも気を抜けば、それはすぐさま観客に伝わるし、
面白くなければ、客は容赦なく輪から抜けていってしまう。
最後まで観客を惹きつけ、楽しませ、感動させ、
思わず笑顔でコインを投げ入れたくなるような、
そんなパフォーマンスを毎回やり遂げなければならないのだ。
うーーむ。
すごい。

群青色に暮れた街に、松明の炎がきれいだった。
「僕は大道芸が大好きです」と最後に言ったそのコトバは、
たぶんお決まりの台詞ではあるのだろうけれど、
それが嘘くさく聞こえなかった。
ほんとに好きじゃなくちゃできないことだものね。
自分が楽しんでやらなけりゃ、ヒトを楽しませることもできない。

いいよね。大道芸って。
すごいよなぁ。
あたしも頑張らなくっちゃ。
と、わいわい笑顔で言い合いながら、
ネオンが灯り始めた夜の新宿で、
気炎をあげたあたし達でありました。


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↑気炎を上げた居酒屋さんにあったハロウィンのライト。
うふふ。

◆◇◆

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そういえば、この日の大道芸人の中には、
数学者のピーター・フランクルさんの姿も。
彼のパフォーマンスも見たかったな。

ところで、本日(31日)はハロウィンだそうで。
これはパン屋さんのディスプレイ。
可愛かったので、盗み撮り。
(すみません……)

でも、パンもちゃんと買いましたよー。
かぼちゃ型(?)のパン。
生地にかぼちゃが練り込んであって、
アーモンドとドライフルーツがいっぱい。
あんまり甘くなくて、ワインやチーズにもぴったり。
ハロウィンだからって何をするわけじゃないけど、
とりあえず「気分」だけは味わえました。
満足。

むふふ。
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